過去ログ - 【DQ7】マリベル「アミット漁についていくわ。」【後日談】
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◆N7KRije7Xs
[sage saga]
2017/01/09(月) 21:16:00.23 ID:3FxrOVId0
マリベル「それで 王さまに 想いを伝えたい…と。」
少女は婦人のバーンズ王に対する熱い思いを聞き、一言でそれをまとめる。
リーサ姫「そうなの。」
*「何度も何度も 打ち明けようと 思ったのですが 結局 今の今まで できずに……。」
婦人は瞳を閉じてため息をつく。
マリベル「…………………。」
マリベル「まあ 話してみないと 何も 先に 進まないんじゃないのかしら?」
*「それは そうなのですが……。」
マリベル「リーサ姫は どう思って いらっしゃるんですか?」
いくらこの婦人と王が上手くいったとして、
亡き王妃との間の娘である姫が首を縦に振らなければその後王家が揺るぐ可能性も出てくるだろう。
そう考えて少女は本人に確かめることにした。
リーサ姫「私は いいんじゃないかなーと 思ってるの。」
リーサ姫「お父さまは お母さまが亡くなってから もう ずっと 一人で 私やお兄さまのことを 育ててくれたんだもの。」
リーサ姫「アイラが来てくれたとはいっても やっぱり どこかで寂しいと 思ってるに違いないわ。」
リーサ姫「それに 家族が 増えたら 私も 嬉しいなって……。」
それが彼女の本心なのかはわからない。ただ、自分の父親やこの婦人のことを思って言っているということは伺えた。
マリベル「そう… そうですか……。」
マリベル「アイラは?」
リーサ姫「アイラも 応援してるって 言ってたわ。」
どうやらもう一人の王女もそれについては否定していないようだった。
*「でも… もし ダメだったら……。」
マリベル「…………………。」
マリベル「一つ いいですか?」
*「……なんでしょう。」
マリベル「わたしは これから わたしたちの国の 王妃になる人が そんな風に いつまでも うじうじしている人だったら 耐えられないわ。」
マリベル「そのことを はっきりと 覚えておいてくださいね。」
煮え切らない婦人に対して少女は釘をさす。
リーサ姫「マリベル……。」
マリベル「わたしから 言いたいことは それだけです。」
マリベル「それでは わたしも 王さまに お話があるので これで失礼しますわ。」
それだけ言うと少女は踵を返して三階へ続く階段をつかつかと上って行ってしまった。
*「あっ……。」
*「…………………。」
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