50:名無しNIPPER[saga]
2016/12/31(土) 02:04:47.95 ID:h5KPozQD0
転移ポイントに誰もいないことを確認して、転移。そのまま玄関を出る。
俺が住んでいるのは、学園が生徒のために建てた物である。初等部から高等部までの全ての生徒を収容しているので、その数は五十ほどにも及ぶ。ずいぶん太っ腹だと思うが、学園が生徒を管理する名目もあるのだろう。
学園までの道を歩く。歩道にはソメイヨシノが見事な花を咲かせており、まるで俺たちの進学を祝福しているようでもある・・・いや、ないか。
51:名無しNIPPER[saga]
2016/12/31(土) 02:11:27.16 ID:h5KPozQD0
世も末、窃盗、性犯罪、殺人が横行する。末法の世で、もう人類は滅びる寸前であった。
そんなときのことだ。能力者が現れたのは。
彼らは人知を超えた能力を持っていた。或る者はゲリラを殲滅し、或る者は死んだ畑を生き返し、或る者は核で汚染された土地を浄化した。その力に人々は歓喜し、国々は能力者を取り込んだ。その化学では説明できない力を、人々は“異能”と呼んだ。
52:名無しNIPPER[saga]
2016/12/31(土) 02:18:56.27 ID:h5KPozQD0
校門が見えた。生徒手帳を校門に立つ衛兵にかざす。この衛兵は人ではなく、ゴーレムで、魔力が切れない限り二十四時間三百六十五日監視を行える自動人形である。
彼ら(?)はその手帳を視認すると、道をあける。そのまま学校の敷地内に進む。
そうそう、異能のことを語ったのなら、魔法のことも語らなければいけないだろう。といってもおれは専門家ではないので、ありきたりな説明しか出来ないが。
53:名無しNIPPER[saga]
2016/12/31(土) 02:27:13.73 ID:h5KPozQD0
校舎に入り、上履きを履く。ロッカーに靴を入れて、教室へ向かう。
この学園は、能力者を育成するための学園。この国で生まれた者は全て異能の有無を審査され、有る者は全てこの学園に送り込まれる。かくいう俺・・・田中太郎もまた、この学園に在籍する、この春から高校生になる能力者である。
・・・え?能力?大した事もない「発火(Pyrokinesis)」という能力である。いわせんな恥ずかしい。
54:名無しNIPPER[saga]
2016/12/31(土) 02:30:02.35 ID:h5KPozQD0
今日はここまで。
もう直せないけど、文章がおかしければいってください。「よく女性の声を褒めるのに、“鈴を転がしたよう”とよく言うが」とか。
・・・もう直せないんだし、仕方ないね。
55:名無しNIPPER[sage]
2016/12/31(土) 02:33:43.15 ID:k2dt2aYBO
乙
56:名無しNIPPER[sage]
2016/12/31(土) 05:02:08.75 ID:Gn2tI2yS0
乙
>>47の一行目だけが突然一人称のようになったのが気になる
三人称のままで良かっんじゃと思うけど理由があったら失礼
それと個人的な好みの問題かもしれないが、魔法の説明を始める時と能力を紹介する時にメタ的に語ってる所は微妙かなと
57:名無しNIPPER[sage]
2016/12/31(土) 07:34:58.22 ID:VRV7tRkx0
乙
視点をもうちょっとはっきり区別したほうがいいと思う
58:名無しNIPPER[saga]
2017/01/01(日) 18:27:30.93 ID:D+F5ev700
本当に、申し訳ない(金属並感)。
昨日はPCを触れるタイミングがありませんでした。三賀日は、親が結構遅くまで起きてるので、更新できないかもしれません。ご了承ください。
あと、あと二週間で一次試験なので、更新できない日も多々あるかと思いますが、ご了承ください。
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