54:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/28(水) 22:36:37.30 ID:Hhhi1HzW0
凛「ほら、今度は顔に出た」
花陽「か、隠し事なんてしてない」
凛「それも嘘!ねえ、どうしてホントのこと言ってくれないの?話してくれれば相談にだって乗るし、かよちんのためならなんだってするよ!」
両肩を掴まれ、軽く揺すられる。
それでも答えは変わりません。
花陽「……ごめん、今日は用があるから先に帰るね」
凛「かよちん、待って!」
凛ちゃんの制止を振り切って走り出した先は、家とは真逆の方向でしたが、もう引き返すことはできませんでした。
その先に、どんなものが待ち受けていようとも────
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