過去ログ - 高垣楓「おいしい酒」
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4: ◆kBqQfBrAQE[saga]
2016/12/28(水) 22:42:59.25 ID:0u119bRi0

事務所から歩いて10分程して、今夜の目的地に到着しました。

軒下にぶら下がる赤提灯は、ぶらりぶらりと風で少し揺れています。

風で跳ねた髪の毛を直し、コートの皺やショルダーバッグの紐のねじれはないかを確認。

そして一度息を整えてから、引き戸に手をかけました。

店の中に飛び込むと、「いらっしゃい。おお、楓ちゃん!」という威勢の良い大将の声。

そして、カウンターで座りながら手を振る、プロデューサーの姿が見えました。

大将の声には会釈をして応え、私は彼の隣の席に座ります。

今日は、彼とささやかな慰労会。




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