142:名無しNIPPER[saga]
2017/01/21(土) 05:44:41.33 ID:eTx1YQYo0
都合の良い時に来れる様に……そう言って渡された鍵であるが、この事を藍子の家族は誰も知ってはいない。知っているのは当事者のHと藍子のみの秘密である。
しかし……もし、この秘密がばれて鍵の存在が公になってしまえば、厄介どころでは済まない大問題になってしまう。
だからこそ、あまり使用は控えたい所ではあったが、病気で寝込んでいる藍子を呼び起こして開けて貰うのも憚れた。
観念したHはその鍵を鍵穴にへと挿し込み、回転させる。するとガチャッと音が鳴り、鍵が開いた事をHに知らせた。
それを確認すると、Hは鍵穴から鍵を抜き取り、またポケットにへと仕舞う。
そして扉を開いてこっそりと家の中にへと入っていったのであった。
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