過去ログ - 高森藍子「マーキング」
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201:名無しNIPPER[saga]
2017/01/27(金) 23:34:16.24 ID:BNZujswn0
そして次の一口を掬い、それを同じ様にHの口に運ぶ。だが……


「あむっ」


それはHの口に運ばれはしなかった。


途中までスプーンを差し出していた藍子だが、突然方向を変え、それを自分で口にする。


「あっ、やっぱりおいしいですね。頑張って作った甲斐がありました」


「あ、藍子……お前……」


先程までHが口にしていたスプーンを何の躊躇いも無く、藍子は口を付けた。


所謂、間接キスというものであるが……その事実にHは思わず固まってしまう。





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