過去ログ - GIRLS BE NEXT STEP『ラクダのアイドル』
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◆hhWakiPNok
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2017/01/02(月) 22:41:22.33 ID:5rUQDHft0
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
司会「では、2次試験を行います。2次試験の内容は、ズバリ『笑顔』です」
以下略
16
:
◆hhWakiPNok
[saga]
2017/01/02(月) 22:44:48.15 ID:5rUQDHft0
審査員「質問を始めたいんだが、笑顔は?」
千鶴「は、はいっ! 笑顔です!」
審査員「……いや、恐い顔じゃなくて、笑顔だよ笑顔。アイドルの基本」
以下略
17
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◆hhWakiPNok
[saga]
2017/01/02(月) 22:46:43.35 ID:5rUQDHft0
司会「はい。では8番の方」
自分の番は、それで終わってしまった。
プロの、専門家の目から見て自分がどうなのかを知りたくて受けたオーディションだったが、とんだ恥をかいてしまった。
出された課題すらこなせなかったのだ。善し悪し以前の問題だ。
以下略
18
:
◆hhWakiPNok
[saga]
2017/01/02(月) 22:49:59.89 ID:5rUQDHft0
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
千鶴「その後も私はなぜだか残って、最終的には合格はしませんでしたけど、特別枠とか急に司会の人が言い出して、それで……そういうことです」
以下略
19
:
◆hhWakiPNok
[saga]
2017/01/02(月) 22:51:23.73 ID:5rUQDHft0
千鶴「……はい」
P「それだけだ。ミーティングを続けよう」
千鶴「は、はい……」
以下略
20
:
◆hhWakiPNok
[saga]
2017/01/02(月) 22:52:09.05 ID:5rUQDHft0
P「そう言えば、書道が特技だと書いてあったが」
千鶴「はい」
P「ひとつ、書いてみてもらおうかな」
以下略
21
:
◆hhWakiPNok
[saga]
2017/01/02(月) 22:52:35.61 ID:5rUQDHft0
千鶴「なんて書きましょう。やはり、登極せし者すなわち王、とでも?」
P「いや。そうだな……じゃあ、笑顔、と」
千鶴「え?」
以下略
22
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◆hhWakiPNok
[saga]
2017/01/02(月) 22:53:26.06 ID:5rUQDHft0
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
ちひろ「ところで昨日面接した志願者は、どうされますか?」
以下略
23
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◆hhWakiPNok
[saga]
2017/01/02(月) 22:53:53.76 ID:5rUQDHft0
ちひろ「プロデューサーさんが、担当されるなら」
P「望むところです」
無論だ。他のやつなんかに、あの娘の担当をやらせたりはしない。
以下略
24
:
◆hhWakiPNok
[saga]
2017/01/02(月) 22:55:29.40 ID:5rUQDHft0
翌日俺は、白菊ほたるに電話をかけた。
ほたる「はい。白菊です。あの……採用の件ですよね?」
P「そうです、白菊ほたるさん。我が社は、あなたと正式にマネジメント契約を結ぶ用意があります。つきましては……」
以下略
25
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◆hhWakiPNok
[saga]
2017/01/02(月) 22:57:15.79 ID:5rUQDHft0
P「まさか、それほど……」
千鶴「? どうかしたんですか?」
P「いや。そうだ、千鶴には話しておくが、俺は2人のアイドル候補生を担当することになった」
以下略
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