10: ◆TOYOUsnVr.[saga]
2017/01/03(火) 17:17:25.46 ID:b9hcov4q0
*
やっぱり、白昼夢でも見ていたのかもしれない。
現実的に考えて、小さな凛が急に部屋に現れる、だなんておかしいもんな。
「どうしたの?」
「……なんでもない」
もういないのでは仕方ない、説明しようがないのだ。
「……変な話、してもいいかな」
さて、どうしたものかと思案していると、凛が口を開く。
「ああ、構わないけど」
「私さ、変な夢見たんだ」
「どんな夢?」
「小さくなって、プロデューサーと初詣行く夢」
「え」
「え、何? そんなびっくりした顔して」
「それ、夢じゃないかもしれないぞ」
19Res/13.78 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。