1: ◆TOYOUsnVr.[saga]
2017/01/03(火) 17:11:56.02 ID:b9hcov4q0
「プロデューサー、そろそろ起きないと。お正月休みだからってあんまりぐーたらしてたらだめだよ?」
そんな聞き慣れた声で目が覚めた。
「あ、やっと起きた。ふふっ、寝癖ついてるよ?」
寝癖?
ああ。昨日は年末特番を見てから風呂に入ってそのまま寝たし、ついちゃってるかもなぁ。
「ほら、いつまで横になってるつもり?」
促されるままに、むくりと起き上がると、ゆっくり頭が回り始めた。
ん……?
待てよ。この声はどこから?
辺りをきょろきょろと見回すも、声の主は一向に見当たらない。
いつもの俺の部屋だ。
「どうしたの? 何か探し物?」
声のした方向へ体をねじると、そこには小さい凛がいた。
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2: ◆TOYOUsnVr.[saga]
2017/01/03(火) 17:12:27.19 ID:b9hcov4q0
*
「なんで?」
3: ◆TOYOUsnVr.[saga]
2017/01/03(火) 17:13:11.58 ID:b9hcov4q0
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真っ先に洗面所へ向かい、冷水でバシャバシャと顔を洗う。
4: ◆TOYOUsnVr.[saga]
2017/01/03(火) 17:13:41.92 ID:b9hcov4q0
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着替えて部屋に戻ると、ちぶりんは相変わらずベッドの上にいて「おそい」とむくれている。
5: ◆TOYOUsnVr.[saga]
2017/01/03(火) 17:14:09.96 ID:b9hcov4q0
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「外は冷えるから、コートのポッケに入って」
6: ◆TOYOUsnVr.[saga]
2017/01/03(火) 17:15:01.94 ID:b9hcov4q0
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昼前の街をてくてく歩く。
7: ◆TOYOUsnVr.[saga]
2017/01/03(火) 17:15:51.49 ID:b9hcov4q0
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神社には、ちらほらと参詣者がいた。
8: ◆TOYOUsnVr.[saga]
2017/01/03(火) 17:16:20.78 ID:b9hcov4q0
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タクシーを降り、大きく伸びをする。
9: ◆TOYOUsnVr.[saga]
2017/01/03(火) 17:16:49.11 ID:b9hcov4q0
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階段を上がり、凛の部屋の前に到着する。
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