過去ログ - 高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「手がかじかむ日のカフェで」
1- 20
15:名無しNIPPER[saga]
2017/01/04(水) 18:31:48.33 ID:moWOjiVs0
加蓮「あの頃は……色々あるけど、ほら、真のアイドルは孤高っていうか、キラキラしてるところだけ見せてる物だって思ってたところもあって」

加蓮「……ふふ。思えば馬鹿だよね、私」

藍子「どっちも加蓮ちゃんです。馬鹿なんかじゃないですよ。……それに、近づけてよかった、って、今は心の底から思います」
以下略



16:名無しNIPPER[saga]
2017/01/04(水) 18:32:18.42 ID:moWOjiVs0
加蓮「いきなりそんなこと言われたら照れるでしょー、もう。……完璧っぽいって言えばよく言われるなぁ。私がこんなに砕けた感じだとは思わなかった、って」

加蓮「アイドルになってから……ううん、もうちょっと後かな。それこそ藍子とここで喋り出した頃から、少し友達が増えたの」

加蓮「で、みんな言うんだよねー。ほっとしたとか、もっと堅い人だと思ってたとか。生真面目すぎて近づけなかった、なんてのもあったっけ。だいたい男子からだけど」
以下略



17:名無しNIPPER[saga]
2017/01/04(水) 18:32:48.69 ID:moWOjiVs0
藍子「前の方が良かったですか?」

加蓮「良かったって言ったら演じてくれたりする?」

藍子「演じませんけれど」
以下略



18:名無しNIPPER[saga]
2017/01/04(水) 18:33:18.38 ID:moWOjiVs0
加蓮「藍子といたいから、藍子といたいだけだよ。……いたいいたいって言ったら"痛い"って思われちゃいそうだねー」

藍子「加蓮ちゃんって、理想を求めちゃうことはありませんか?」

加蓮「ん? ……まぁ、何だってちょっとは求めるもんじゃない? こうなりたいとか、こうあってほしいとか」
以下略



19:名無しNIPPER[saga]
2017/01/04(水) 18:33:48.31 ID:moWOjiVs0
藍子「もしかしたら、私も影響されちゃったのかも」

加蓮「……私に?」

藍子「ううん。ほら、前にお話したじゃないですか。Pさんから小説を貸してもらった、って」
以下略



20:名無しNIPPER[saga]
2017/01/04(水) 18:34:19.10 ID:moWOjiVs0
藍子「にやにやしないでください〜っ。私だってその、恥ずかしく……はありませんでしたけど、後から何やってるんだろうって頭を抱えちゃったんですから!」

加蓮「うんうん」

藍子「だから笑顔で首を縦に振らないでぇ……」
以下略



21:名無しNIPPER[saga]
2017/01/04(水) 18:34:48.41 ID:moWOjiVs0
加蓮「何その妥協した言い方ー。本命の相手に振られたからそこら辺の相手と付き合うみたいなの」

藍子「あったんですか? そういうこと」

加蓮「友達から。相談、じゃないけど雑談程度でね。そういうことがあったんだって」
以下略



22:名無しNIPPER[saga]
2017/01/04(水) 18:35:18.41 ID:moWOjiVs0
加蓮「景品は何がいい?」

藍子「じゃあ、そのお話の続きでっ」

加蓮「しょうがないなー。って言っても続きは何もないんだけどね。なんかこう、ちょっと冷えちゃって」
以下略



23:名無しNIPPER[saga]
2017/01/04(水) 18:35:48.50 ID:moWOjiVs0
加蓮「……藍子が相手なら、もっと必死になるんだろうなぁ」

藍子「?」

加蓮「ううん。さっきの、呪いの言葉の話。藍子にもし同じことを言われたら〜、とか思っちゃって」
以下略



24:名無しNIPPER[saga]
2017/01/04(水) 18:36:18.36 ID:moWOjiVs0
藍子「…………」

加蓮「…………」

藍子「……何か、飲みましょ?」
以下略



25:名無しNIPPER[saga]
2017/01/04(水) 18:36:48.37 ID:moWOjiVs0
藍子「……」

藍子「……溜め込んじゃダメですよ?」

加蓮「そこ強調する?」
以下略



39Res/28.17 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice