過去ログ - 終わらない物語が嫌いな僕と余命が短い女の子の話
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74: ◆eZMycVsOYY[saga ]
2017/01/09(月) 01:27:53.62 ID:yOhGu/Zb0
「僕が買うよ」と店員さんを呼ぶ。少し強引にいかないと彼女は買う事すらやめてしまいそうだったから。

 会計を済まし、新しい服を着た彼女はきまりが悪そうだった。

「あのお店、昨日も見つけたんです。ショーウィンドウに並んでいた服が可愛くて。値段をちらって見て諦めたんです。だけどここにもあったから、つい未練がましく見ちゃって・・・」

「大丈夫だよ。僕がかっこつけたかったのもあるし。それに、よく似合っていると思うよ」と伝えておいた。

 彼女は顔を赤らめて、「もう、薫さんは本当に・・・もう!」という照れ怒りをくらった。僕だってこんなことを言う性格ではないが、今伝えておかなければと思ったのだ。




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