過去ログ - 穂乃果「とあるマンションの一室で」
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139: ◆ddl1yAxPyU[saga]
2017/02/03(金) 00:01:57.59 ID:RCWjNsx90
ことり「……うん。千歌ちゃんに対するにこちゃんの発言は許されるものじゃないよ」
にこ「あの子がどうこうって話じゃない。多分これは私自身の問題だと思う。せっかくこころと仲良くしてくれているのに、私のせいで関係にヒビが入るのは避けたいわ」
ことり「私じゃ力になれないの?」
にこ「そうね…何が理由か分からない以上、話す事が無いの。だから、今は関係が悪化しないよう努力するつもりよ」
ことり「分かった…早く千歌ちゃんと仲良くなれるといいね!」ニコッ
にこ「……ええ」
ことり「それにしても意外だったな〜。絶対に存在を認めないって立場だと思ってたよ」
にこ「…最初は少しそう思っていた。でも、こころと楽しそうにお喋りしている姿を見ていたらさ……この子も正真正銘人間なんだなって感じてね。あの時、本当に消さなくてよかったと思ってる。止めてくれてありがとう、ことり」
ことり「……じゃあ、お礼にこのお店で一番おいしいケーキをご馳走してもらおうかな♪」ニコッ
にこ「ふふ、お安い御用よ! どれどれ……って高っ!? ケーキ一個1500円ってどんだけよ!?」
ことり「んん〜〜楽しみだなぁ♪」
〜〜〜〜〜〜
〜神田明神 境内〜
海未「――…今日はここまでにしましょうか」
凛「ふにゃあぁぁ…疲れたよぉ」グッタリ
花陽「凛ちゃんお疲れ。はい、水だよ」
凛「ありがとう!」ゴクゴク
海未「……私達だけで訓練するようになってから三年…ですか」
凛「え? 突然どうしたの?」
海未「いえ、こうして三人で訓練したのが久しぶりだったので。花陽が私に頼み込んできた日の事を思い出しました」
海未「突然メールで呼び出されたと思ったら、『私を弟子にしてください!』ですからね。とても困惑しましたよ」フフフ
凛「私に相談してくれなかったのはショックだったな…二人で走っているのを目撃した時は海未ちゃんにかよちんを取られちゃったと思ったよ」プンプン
花陽「あはは…まさか初日に発見されるとは思わなくてね。終わったら連絡しようと思っていたんだよ?」
海未「正直、ここまで二人が付いて来るとは思っていませんでした。μ’s時代とは遥かに厳しいメニューを組んでいたので」
凛「あ、その自覚はあったんだね」
海未「アイドル活動とは違い、生き残る為の訓練でしたから…妥協はしたくなかったのです。気が付いたらあんなメニューに……」
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