過去ログ - 【FEif】カムイ「私の……最後の願いを聞いてくれますか?」―5―
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◆P2J2qxwRPm2A
[saga]
2018/03/11(日) 19:17:19.68 ID:YQSvpWbd0
「あ、いたいた。カミラ王女、サクラ様!」
「サクラ様、大丈夫ですか?」
「あ、ツバキさん、カザハナさん。そんな慌てなくても大丈夫です」
少しの間だけでもサクラ王女を見失ったからか、慌てた様子で二人が駆け寄ってくる。カザハナはもう離れたりしたらダメだからねとサクラ王女の手を取り、ツバキは周囲でそう言った下世話な話をする者たちを牽制し始める。
その視線にうんざりしたのか、サクラ王女が反応を示さないからなのか、興味を無くして散っていく。ようやく落ち着いたところでカザハナが呆れて溜息を漏らした。
「サクラ様、大丈夫? ああいう奴らってホント信じられない」
「は、はい、ありがとうございますカザハナさん。その、手が少し痛いです」
「ダメだよ、手を離した隙に変な奴がサクラ様を攫うかもしれないでしょ、これだけは譲れないからね!」
ますます強くなっていく手の力にサクラ王女の眉間に皺が寄っていく。サクラ王女にしては中々に渋い顔が出来上がりつつあって、可愛さが台無しになりそうな勢いだった。それをツバキがやんわりと緩ませるように指示たところで、サクラ王女の表情に安堵が混じった。
「ふふっ、カザハナはサクラ王女のナイトなのね」
「ナイトって白夜でいう侍みたいなものだよね! もちろん、そうだよ。これからもサクラの事はあたしが守っていくんだから!」
「カザハナ、それは聞き捨てならないなー。俺もずっとサクラ様のことを守っていくつもりなんだけど」
「何を言われても、サクラは渡さないからね」
「へぇ、なら今度勝負しよっか。それで負けた方が引き下がるってことでどう?」
「カザハナさん、ツバキさん落ち着いてください。カミラさんも二人を説得してください」
「さぁ、どうしようかしら?」
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