197: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/01/23(月) 16:52:31.59 ID:OnpW/7Ud0
満潮が、朝雲に鎮守府のシステムを説明する。
いつものテーブルに、霞が抜け、朝雲が入った。5人で食べる朝食。
198: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/01/23(月) 16:53:11.80 ID:OnpW/7Ud0
「じゃあ朝雲、お願いするわ。やることをメモするわね。大丈夫、霞は良い子だから」
朝雲は不安そうに、頷いた。
199: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/01/23(月) 16:53:37.99 ID:OnpW/7Ud0
「霞、おはよう」
霞はニコリと笑って、朝潮を迎えた。
200: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/01/23(月) 16:54:09.39 ID:OnpW/7Ud0
霞は口をぎゅっと結んで、涙を流した。
朝潮と離れるのが、悲しかった。しかし出撃だ、止めることは断じてできない。
201: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/01/23(月) 16:54:46.44 ID:OnpW/7Ud0
***
日課を終え、すぐに出撃準備である。
202: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/01/23(月) 16:55:15.15 ID:OnpW/7Ud0
提督は怪我をした艦娘に入渠を命じる。朝潮は中破であった。
朝潮は入渠の前に、霞を見に行く。出撃中は考えないようにしていたが、
203: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/01/23(月) 16:55:57.70 ID:OnpW/7Ud0
霞は朝潮の胸に顔をこすりつける。
朝潮はそんな霞のしぐさを、微笑ましく思った。
204: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/01/23(月) 16:56:47.33 ID:OnpW/7Ud0
朝雲は緊張し、顔を赤らめながら、中を覗く。
霞と朝潮が、甘く、甘く、抱き合っていた。
205: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/01/23(月) 16:57:30.21 ID:OnpW/7Ud0
朝潮が霞に微笑むと、霞も、朝潮に微笑み返した。
以前のぎくしゃくはもうどこかへ行ってしまった。
206: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/01/23(月) 16:58:23.94 ID:OnpW/7Ud0
***
翌朝、朝潮は朝食を早めに食べ終わらし、席を立つ。
207: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/01/23(月) 17:00:44.18 ID:OnpW/7Ud0
「本当だって! びっくりしたんだから!
朝潮お姉さんが、霞の頭を撫でて、霞はお姉ちゃんお姉ちゃんって」
朝雲が身振りをつけながら、興奮気味に、しかし小声で話す。
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