過去ログ - 朝潮ちゃんと北上さん
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384: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/18(土) 21:14:28.69 ID:AHr53rOv0

 山雲は何もない部屋の床に正座し、事務的にページをめくり、育てる野菜を決めていく。

 その背中は、とても悲しそうであった。

以下略



385: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/18(土) 21:15:07.84 ID:AHr53rOv0

「朝雲姉・・・どうしたの、こんなところに」

「山雲こそ、なんでこんなことを・・・」

以下略



386: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/18(土) 21:15:36.89 ID:AHr53rOv0

 朝雲はそのまま、山雲の胸の前で手を重ねる。

 後ろから抱きつくような格好になる。

以下略



387: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/18(土) 21:16:16.28 ID:AHr53rOv0

 ・・・・・・2人の間に、沈黙が流れた。

 そして朝雲は、山雲の言葉に、息を吸い、小さく、ため息をついた。

以下略



388: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/18(土) 21:16:57.99 ID:AHr53rOv0

「私が座学やったり、トレーニングしたり、本を読んだりするのは、暇だからなの。
改二実装とかはさておき、今更、主力になることなんてないわ・・・多分」

 山雲はぽかんとしながら、同じ格好で、朝雲を見る。
以下略



389: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/18(土) 21:17:40.88 ID:AHr53rOv0

 朝雲の顔が、一気に赤くなった。山雲は依然として、ぽかんとしていた。

 そして、数秒遅れて朝雲の言わんとすることを理解し、笑い出した。

以下略



390: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/18(土) 21:20:37.68 ID:AHr53rOv0

 朝雲が、家庭菜園に加わった。計画が、再び動き出した。

 山雲は朝雲に、現在の段階を説明する。

以下略



391: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/18(土) 21:24:23.33 ID:AHr53rOv0

「あっ、今、何時くらいかしら? 食堂が混むわ!」

 2人は議論を一時中断し、駆け足で、食堂に向かう。

以下略



392: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/18(土) 21:26:14.75 ID:AHr53rOv0

 注文を言い、すぐに食事が出てくる。2人は食べる席を探す。

 姉妹を探してみたが、どこにもいない。

以下略



393: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/18(土) 21:26:48.29 ID:AHr53rOv0

「青葉さんはいつも、この時間ですか〜?」

「はい、大体混む寸前の時間を狙います。情報探しですね。
完全に混むと、色々と迷惑になるので、そこは控えめに」
以下略



394: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/18(土) 21:32:29.15 ID:AHr53rOv0

 朝雲は青葉と話すのは初めてであった。しかし、青葉は気さくに、朝雲と話す。

「山雲と一緒って・・・新聞と家庭菜園、何の関係が」

以下略



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