過去ログ - 千歌「会ってみたいのっ! 伝説のポケモンマスター、高坂穂乃果さんに!」
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名無しNIPPER
2017/01/19(木) 15:11:11.68 ID:jtDUeRc/O
聖良の指示に従って、理亞はホルダーに手を伸ばす。
ツバサ「りゅうのはどう」
躊躇いなく、無情の宣告。
サザンドラの口元が薄紫に発行し、絶望の光で照らす。千歌達にとってはこの上ない希望の光、聖良達にとっては死の宣告。
理亞「ひっ……姉さまっ」
理亞は恐怖に顔を歪ませ、姉へと助けを求める。姉は理亞よりも負傷しており、頼っていいはずがない、考えればわかることだが理亞の現在の精神状態ではそのようなことは考えられない。恐怖、恐怖。
死を予感した絶望。一歩間違えれば死んでいた、先ほどの光は、理亞の心に大きな傷を植え付けていた。
聖良「理亞早くっ!!!」
理亞「くっ!!」
姉の言うがまま、理亞はボールの開閉スイッチに指を食い込ませる。
ツバサ「さようなら」
聖良「――テレポート!!」
放たれる二撃目の、絶望。薄紫に発光した眩い光は辺りを包み込む。木を土を、射線上に存在していたものを全て塵とし、無かったかのような状況を作り出す。
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