過去ログ - 千歌「会ってみたいのっ! 伝説のポケモンマスター、高坂穂乃果さんに!」
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113:名無しNIPPER
2017/01/19(木) 15:16:52.29 ID:jtDUeRc/O
千歌「私たち、ツバサさんに連れられて……ここは病院?」

 千歌が記憶の海に飛び込むと、曜は病院に着いた後の状況を千歌に説明した。

千歌「そっか……」


 いくつかの質問を交えて、納得する。あの姉妹はポケモンを奪う事件の一端を担っている人物であること、トレーナーも狙われていて、命を落とすことが珍しくないということ。それにたまたま、巻き込まれたのだ。善子はおそらく、アブソルがどこか安全な場所まで連れていったのだろうり

 ツバサに助けられたことで急死に一生を得たが、身体に走る痛みと、包帯を巻かれている頭部が、争いの真実度合いを表しているようだった。


千歌(……あの人たち、千歌達のことを殺そうと、してた……)


 冷静に思い返すと、恐怖が身体を支配する。友達が目の前で嬲られ、自身もポケモンに吹き飛ばされ、人間に蹴りつけられ、尊厳など全て蹂躙されていた。


曜「……ごめん、私が守れなかったから」


 小さい声で呟く曜、曜はレントラーの打撃の影響で腕付近を何箇所か骨折してしまっていた。それはなにより、千歌のことを思ったってからである。自身の身を粉にしてでも親友を守ろうとしていた。


 千歌もそれを分かっていたから、曜と一緒で力の無さを恨んだ。



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