過去ログ - 千歌「会ってみたいのっ! 伝説のポケモンマスター、高坂穂乃果さんに!」
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55:名無しNIPPER
2017/01/12(木) 02:33:16.52 ID:uYqhyxH10
 千歌の髪の毛がふわりと揺れる。空調はそこまでの強さで効いてはいない。だとしたらこの風は……。


 千歌が気がついた時には、瞬間の突風と化した空気が――アチャモの小さな身体を押し返していた。それがエルフーンの放ったフェアリータイプの技であると気がついたのは、アチャモが動こうとした時、そして痺れたような表情を浮かべた時だった。


千歌「しびれごな……!?」

にこ「……」

 にこの口角が、微かに上がったのを千歌は見逃さなかった。すぐにアチャモに視線を移すと、見るからに動きにくそうに脚を伸ばしている。


 有利であった状況が、一転して不利になったことを千歌は認識している。アチャモはしびれ状態になってしまっているのだ。しびれごなを多量に自分の周りに撒き散らし、エルフーン自身が吸い込む前に、ようせいのかぜによるリーチ無視のしびれごな。――油断した。

 今までのトレーナー戦ではこんなことをしてくるトレーナーはいなかった。いくらようせいのかぜがフェアリータイプの技で、ダメージが少ないとはいえ
危機的な状況になってしまったのには変わりない。これが……。



千歌「ジムリーダー……」


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