過去ログ - 千歌「会ってみたいのっ! 伝説のポケモンマスター、高坂穂乃果さんに!」
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66:名無しNIPPER
2017/01/13(金) 02:16:19.73 ID:iHa0YDGOO
 ポケモンセンターに戻った千歌は相変わらず元気が無く、曜への素直な賛辞と共に、自分への強い劣等感を募らせていた。何をやっても曜よりは出来ない自分、周りと比べて特別劣っているわけではなくても、そんな存在がすぐ近くにいる。かっこよくて、強くて、そんな存在が自分のために、余計な時間を使ってくれている。千歌は、そう考えてしまう。


 千歌は完敗、だったのだ。

 冷静になって考えてみると、あのやどりぎは最初から仕組まれていて、トドメを刺そうとしたつつくが当たっていたとしても、やどりぎの回復力により、敗北していただろう。


 対して曜は、完勝。その違いは、歴然たるものだ。



曜「……やめないよね?」


千歌「え?」


曜「挑戦、またするよね?」


千歌「あ、当たり前だよっ!! でも、さ……」


 千歌は俯くと、握りしめた拳にぽつ、ぽつと、涙を、落とし始めてしまう。


曜「え」


千歌「悔しいなって……一回負けただけ、なのにさ……っ」


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