過去ログ - 千歌「会ってみたいのっ! 伝説のポケモンマスター、高坂穂乃果さんに!」
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72:名無しNIPPER
2017/01/13(金) 02:31:55.69 ID:iHa0YDGOO
 続けようとしたダイヤは、目を大きく見開き、勢いよく背後に振り返る。持っていた懐中電灯の灯りを、月明かりの届かない樹木の間へと向ける。


ダイヤ「!!」


 異音。光が照らされた先、そこに映し出されたのは――ダイヤの眼前に迫る、ポケモンの紅い棘。


 咄嗟に首を横に倒し、眉間を貫こうとしていた紅い"それ"は、頰の表面を擦りあげる。直撃を避けたのはその棘の攻撃、しかし次の瞬間には鳩尾に鉄の塊が落とされたような重く、鈍い衝撃が走っていた。


ダイヤ「がはっ……」


 衝撃により思わず崩れ落ち、膝を先日の雨で汚れた土に落とす。


 あまりの衝撃と何が起こっているのかわからないダイヤ、にこも同様で、崩れ落ちてしまったダイヤの方向に懐中電灯を向ける。





にこ「――ドクロッグ!?」




 闇夜に浮かぶ紫の影。あまりに不気味でそれを加速させるように、毒々しい赤い部位が複数存在している。



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