過去ログ - 千歌「会ってみたいのっ! 伝説のポケモンマスター、高坂穂乃果さんに!」
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73:名無しNIPPER
2017/01/13(金) 02:34:06.28 ID:iHa0YDGOO

 ダイヤに向けて拳の棘を使った刺突"どくづき"を放ったのだろう、とにこはすぐに理解した。生身の人間がどくづきを受けたのだとしたら今頃は鮮血に染まっているはずだ。ダイヤの元に駆け寄ると鳩尾付近を抑えて苦しんでいたが、その兆候は見られない。


 咄嗟に避けたのだ、すなわち今苦しんでいるのはドクロッグが放った打撃によるもの。


 にこはボールホルダーに手をかける。

 しかし、おかしい。


 ドクロッグはダイヤのことを見つめるだけで、にこのことなど見向きもしない。それにダイヤに対しての次の行動を起こそうともしない。


にこ「なにこいつ……」


ダイヤ「ぐっ……にこ、さん……」


 きゅうしょを突かれたダイヤは呼吸もままならない様子で、掠れた声を上げる。


にこ「黙ってなさいっ、とりあえずこいつをなんとかする!」


 ドクロッグは明確な意思を持ってダイヤのことを襲った。野生のポケモンが襲ってくることがあるとはいえ、この森にそこまで危険なポケモンはいない。そう、目の前のドクロッグはこの森に生息していない。


にこ「誰!? いるんでしょう!?」



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