過去ログ - カズマ「どうやら俺はアクアに手を出したらしい。」
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12:名無しNIPPER[sage saga]
2017/01/13(金) 18:19:17.56 ID:FIG+NVoX0
「しかしお前今日はやけに素直だな、いつもなら救出料とかなんか言って金を請求するところだろ?なんか企んでるんじゃあないのか?」

その質問には答えずダストが手を広げる。ハグして来いってことなのだろうか?とりあえず助けてもらった恩もあるし、今日ばかりはそれに従うことにしよう。俺が近づきダストとハグをする。そこで違和感を感じた。

「お、おい。ダストもう離していいぞ?流石に長いっていうか。」
以下略



13:名無しNIPPER[sage saga]
2017/01/13(金) 18:20:33.99 ID:FIG+NVoX0


ここはどこだろうか。無理やり馬車に乗せられたりしてまるで誘拐だ、けどやけに丁寧に扱われたことも気になる。さらに階段を登らされたことといいどこかの建物に入ったようだ。
素行がよくて、何事も健気にこなしてきた俺を恨むやつなんてそうそういないと思うんだが……。
ふと歩みを止められる。
以下略



14:名無しNIPPER[sage saga]
2017/01/13(金) 18:25:42.99 ID:FIG+NVoX0

「ちょっおい!開けろ!開けないとドアでも窓でも蹴破るぞ!」

「残念だけどその部屋全体には強化魔法がかけられている。君の力じゃ到底蹴破ることなんて不可能だよ。」

以下略



15:名無しNIPPER[sage saga]
2017/01/13(金) 18:26:32.70 ID:FIG+NVoX0
えっ……。そう言おうとしてダクネスの方を向くと目の前に目を閉じたダクネスの顔があった。避けることもできなく唇に柔らかい感触が触れる。
そして少し恥ずかしそうにダクネスが離れる。

「ホントは頬のつもりだったのだけどな。」

以下略



16:名無しNIPPER[sage saga]
2017/01/13(金) 18:27:14.35 ID:FIG+NVoX0
いつもの強気な態度はどうしたのか、ダクネスは今俺の方を向いて目に涙をためながら、じっと俺の返事を待っていた。
まずい、心の臓のドキドキがとまらないっっ!
落ち着けサトウカズマ!一時の情に惑わされるな!アクアの時とは違い今回は貴族だ、今ここで間違いを犯せば間違いなく面倒なことになるだろう!!!

「カズマ?……カズマ?」
以下略



17:名無しNIPPER[sage saga]
2017/01/13(金) 18:28:02.24 ID:FIG+NVoX0
「やっちまった……。」

俺はダスティネス家で朝を迎えた。
隣ではまだ静かに寝息をたてるダクネスが寝ていた。

以下略



18:名無しNIPPER[sage saga]
2017/01/13(金) 18:33:28.65 ID:FIG+NVoX0
その後俺たちは式をあげた。平民と貴族という異例の結婚だったがみな祝福してくれた。アクアがその後「えっと私とカズマがエッチした話って実は嘘だったりするんだけど……。」などとほざいたのは気にしないでおこう。今の俺は幸せ絶頂期だからな!ついでにいうとめぐみんは目に映るリア充を文字通り爆裂させる魔王になった。


19:名無しNIPPER[sage]
2017/01/13(金) 18:34:43.60 ID:ta0G1mK/O
前スレから見てた
見やすい乙


20:名無しNIPPER[sage saga]
2017/01/13(金) 18:34:46.25 ID:FIG+NVoX0
読んでいただきありがとうこざいました!


21:名無しNIPPER[sage]
2017/01/13(金) 20:22:21.42 ID:VXVuU43go
ちょいちょい誤字も直ってる乙


22:名無しNIPPER[sage]
2017/01/13(金) 20:49:28.81 ID:mX3dip+Go



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