過去ログ - 五十鈴華「流されることのない、わたくしの汚穢」
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24:名無しNIPPER[saga]
2017/01/13(金) 23:00:41.58 ID:uefm+U0co
「そ、そのときってどうするんですか?」

みほさんも興味があるようです。わたくしもあります。

「そんなときはこれを使う」

と、わたくしとみほさんに見せたのは干し芋の袋。

「流れないほどのものはこれの中にいれて、外に捨てるんだ。中は見えないし、密閉すれば臭いもしないし。これ、便利なんだよね」

「その中に入れちゃうんですか!?」

「入れるときはこうして袋を裏返しにしてから、袋で掴んで、また裏返す。そしたら素手で触れることなく袋の中に入れられる」

「あ、私も実家で犬を飼っているんで分かります。犬のを処理する時は同じことをしますよ」

わたくしもみほさん同様に共感しています。
そうした方法があったとは……。

「私も過去に何度か失敗しちゃってるから、公共のトイレを使うときはこの干し芋の袋を持ち歩いてる。五十鈴ちゃんもどう?」

「そうですね……」

稀とはいえ、また同じことが起きないとは言い切れません。

「わたくしも会長に倣おうかと思います」

「それがいいな。んじゃ、まずは手を洗おうか」

このとき初めてわたくしの右手が腐臭にも近いものを放っていることに気が付きました。


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