135: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/23(月) 00:45:36.58 ID:UYIak1r5o
脱衣所を出てテラスに向かうと、先に戻っていたらしいさやかたちが昼食を食べたテーブルで雑談をしていた
私とまどかも席について会話に加わったのだが、私はどうにもそんな気分になれない
理由は勿論、さっきのこと。まどかと私の好きに違いがあることなんて百も承知のはず
なのに私はまどかに対して少しばかり嫌な気持ちを持ってしまい、頭の奥に黒い靄がかかる
どうしてまどかはあんなに平然としていられるのか。どうして私だけがこんなに悩まなくてはいけないのか
それもこれも全て、私がまどかに好意を抱いているから。恋はされるよりもする方が大変だと思い知らされてしまって
右隣で楽しそうに話し、笑うまどかを見てふいっと顔を背けると左隣のさやかがにやにやしながら私を見ていた
ほむら「……何?」
さやか「いやぁ、別に。大したことはないよ」
ほむら「……」
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