244: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/25(水) 01:11:23.17 ID:2Rp7Up5uo
まどか「ね、今日はもうこのまま寝ちゃおうよ」
ほむら「このままって、まさかここで……?」
まどか「うん。今は真夏だから、風邪ひいたりはしないと思うし」
245: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/25(水) 01:12:06.63 ID:2Rp7Up5uo
まどか「えへ……。ありがとう」
ほむら「いいの。私も…いいなって、そう思ったから」
まどか「……ほむらちゃん、ありがとう。わたしのこと…好きって言ってくれて」
246: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/25(水) 01:13:38.12 ID:2Rp7Up5uo
幸せな寝顔を見つめていたせいか、睡魔が私にも伝染してしまったようで
眠気でうとうとしてきた私は、どうせ誰も見ていないのだから構わないだろうと大きな欠伸をひとつ
涙を拭ってから、携帯に手を伸ばして目覚まし代わりのアラームを最大音量でセットした
247: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/25(水) 01:14:24.91 ID:2Rp7Up5uo
――――――
ほむら「ん……」
ほむら「ふぁ…あ、朝……?」
248: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/25(水) 01:15:10.89 ID:2Rp7Up5uo
まどか「んぅ…なぁに、どうしたの……?」
ほむら「ま、まどか…ごめんなさい、起こしちゃったみたいで」
まどか「あふ……。それは全然…いいんだけど、何の音……?」
249: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/25(水) 01:15:47.57 ID:2Rp7Up5uo
ほむら「な、何?」
まどか「うぅん、何でも。ただ、目が覚めたらほむらちゃんがいて…いいなーって」
ほむら「……そうね。まどかと一緒に寝て、起きたら眠ってるまどかがいて」
250: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/25(水) 01:16:24.41 ID:2Rp7Up5uo
まどか「……は、恥ずかしいことしちゃったな。まだ頭がぼんやりしてて」
ほむら「今のまどか、とても可愛かったわ。思わず息が止まっちゃったもの」
まどか「も、もう……。でも、ちょっと恋人っぽいやりとりだった気がする」
251: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/25(水) 01:17:08.39 ID:2Rp7Up5uo
改めておはようと朝の挨拶をして、私たちは笑い合う
まどかは遠慮がちに軽く伸びをして息を吐くと、私から立ち上がる
まどか「携帯のアラームが鳴ったってことはそろそろ起きる時間だってことだよね」
252: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/25(水) 01:19:57.97 ID:2Rp7Up5uo
別荘に戻った私たちは起きてきたマミとばったり出くわすも、朝の散歩に出ていただけと誤魔化す
朝食を食べ終わると、さやかたちの呼び止める声を後目に手を繋いで遊びに出かける
友達から恋人になったまどかと一緒なら、どこに行っても、何をしても楽しくて、嬉しくて
253: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/25(水) 01:20:36.14 ID:2Rp7Up5uo
――――――
ほむら「……これでよし、と。何だかまとまりがない気がするけど」
ほむら「でも、あのときのを着ていくわけにもいかないし、仕方ないわよね」
270Res/178.89 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。