249: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/25(水) 01:15:47.57 ID:2Rp7Up5uo
ほむら「な、何?」
まどか「うぅん、何でも。ただ、目が覚めたらほむらちゃんがいて…いいなーって」
ほむら「……そうね。まどかと一緒に寝て、起きたら眠ってるまどかがいて」
250: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/25(水) 01:16:24.41 ID:2Rp7Up5uo
まどか「……は、恥ずかしいことしちゃったな。まだ頭がぼんやりしてて」
ほむら「今のまどか、とても可愛かったわ。思わず息が止まっちゃったもの」
まどか「も、もう……。でも、ちょっと恋人っぽいやりとりだった気がする」
251: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/25(水) 01:17:08.39 ID:2Rp7Up5uo
改めておはようと朝の挨拶をして、私たちは笑い合う
まどかは遠慮がちに軽く伸びをして息を吐くと、私から立ち上がる
まどか「携帯のアラームが鳴ったってことはそろそろ起きる時間だってことだよね」
252: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/25(水) 01:19:57.97 ID:2Rp7Up5uo
別荘に戻った私たちは起きてきたマミとばったり出くわすも、朝の散歩に出ていただけと誤魔化す
朝食を食べ終わると、さやかたちの呼び止める声を後目に手を繋いで遊びに出かける
友達から恋人になったまどかと一緒なら、どこに行っても、何をしても楽しくて、嬉しくて
253: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/25(水) 01:20:36.14 ID:2Rp7Up5uo
――――――
ほむら「……これでよし、と。何だかまとまりがない気がするけど」
ほむら「でも、あのときのを着ていくわけにもいかないし、仕方ないわよね」
254: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/25(水) 01:21:32.68 ID:2Rp7Up5uo
私たちがひとつになった、あのキャンプから数日。今日はまどかとの初めてのデートの日
約束の時間が近づき、何をしようかと考えながらまどかを待っているのだがなかなかやってくる気配を見せず
手持ち無沙汰になった私は机の引き出しから薄い紫と桃色で彩られた表紙のノートを取り出して表紙をめくる
255: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/25(水) 01:22:28.35 ID:2Rp7Up5uo
私は手にしていた日記帳を閉じると、机の引き出しへと戻す。そして、最後に鏡で姿を確認してから部屋を出る
まどかと恋人になった記念に改めた日記帳も、きっとすぐいっぱいになってしまうのだろう
だってまどかと一緒なら、例えどこで何をしたとしてもここに書き綴れると思うから
256: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/25(水) 01:22:59.29 ID:2Rp7Up5uo
Fin
257: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/25(水) 01:23:26.53 ID:2Rp7Up5uo
これで完結です
最後まで読んでいただき、ありがとうございました
258:名無しNIPPER[sage]
2017/01/25(水) 01:52:19.73 ID:Xs/s1O9yo
乙
まどほむのこういうのほんと好き
259:名無しNIPPER[sage]
2017/01/25(水) 01:57:22.58 ID:W43At6DOO
乙!
素敵なまどほむでした
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