63: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/19(木) 00:53:52.44 ID:uH3lDSw+o
まどかのぽつぽつとした言葉に返事をしながら、体勢を変えようと腕を投げ出す
そのとき感じた、地面の土とも生い茂る草とも取れない、柔らかい何かの感触
いきなりの感覚に驚いた私は慌てて手を引っ込めると、まどかも私と同じようなことをしていた
64: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/19(木) 00:54:38.96 ID:uH3lDSw+o
まどか「出発前にも言ったと思うけど、今日のほむらちゃんの服、とっても素敵だね」
ほむら「そう……?」
まどか「うん。ちょっと立ってみてよ」
65: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/19(木) 00:55:05.29 ID:uH3lDSw+o
まどか「……えへへ。可愛い」
ほむら「……っ」
にぱっと笑うまどかが放った不意打ちの言葉が思いきり頭を殴りつける
66: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/19(木) 00:56:02.24 ID:uH3lDSw+o
まどか「……ほむらちゃん、そろそろお昼だし…戻ろう?」
ほむら「え……」
そう言われ携帯を取り出して時間を確認すると、表示されたデジタル時計は確かにお昼を示していた
67: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/19(木) 00:57:01.26 ID:uH3lDSw+o
さやか「あ、おかえりー」
まどか「ただいま。さやかちゃんたち、どこ行ってたの?」
マミ「向こうの川の方にね。私は見ていただけだけど」
68: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/19(木) 00:57:30.79 ID:uH3lDSw+o
さやかの発言に私もまどかも首を捻る。携帯を確認してみると、確かにさやかからの着信履歴が残っていた
まどかにも聞いてみたが、やはり電源は切っていないらしい。さやかの勘違いじゃないかと聞き返す
ほむら「私もまどかも別に電源を切ってなんかいなかったわよ?」
69: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/19(木) 00:58:01.32 ID:uH3lDSw+o
まどか「……そう、だね」
さやか「せっかくだし、あとでまどかも川に行ってみるといいよ。ほむらと2人でさ」
まどか「う、うん。ほむらちゃんも、どうかな……?」
70: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/19(木) 00:58:28.30 ID:uH3lDSw+o
詢子「みんなー。お昼持ってきたぞー」
まどか「あ、ありがとう、ママ」
さやか「あたし、もうお腹ペコペコだよ」
71: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/19(木) 00:59:11.05 ID:uH3lDSw+o
さやか「えー、そんなことないですって」
詢子「だとしても、気を遣わせちゃうだろうからさ。アタシたちとしてもそんなことさせたくないしね」
詢子「んじゃまどか、みんなで仲良く楽しく食べるんだよ」
72: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/19(木) 00:59:50.67 ID:uH3lDSw+o
まどか「それじゃ、お昼にしようっ」
杏子「何だか悪いな……」
まどか「気にしないでよ。ママも言ってたけど、やっぱりわたしの家族がいると気が休まらないと思うし」
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