86: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/19(木) 01:09:31.40 ID:uH3lDSw+o
まどかはそう言って私に優しく微笑んでから、後片付けを再開した
私はと言うと、片付けを手伝うわけでもなくテーブルに肘をついて手を組み、頭を乗せて俯く
食べてくれて嬉しかった。まどかのその言葉が頭と心に、優しい笑顔が目の前に焼き付いて離れない
87: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/19(木) 01:10:20.03 ID:uH3lDSw+o
色々と決壊寸前の私はまっすぐまどかを見ることができず、失礼と思ったが俯いたまままどかに返事をする
そんな私との会話を済ませると、空になったバスケットを手にしたまどかの気配は次第に遠ざかっていく
やがて、私の感覚から彼女の気配が消えたのを確認すると、恰好はそのままに深々と息を吐いた
88: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/19(木) 01:11:46.06 ID:uH3lDSw+o
マミ「あら、暁美さんだけ?みんなは?」
ポットをテーブルに置き、カップの用意をしながら彼女は私に姿のない3人の行方を尋ねる
私は姿勢を崩し、椅子の背もたれに思いきり寄りかかってからマミの問いに答えた
89: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/19(木) 01:12:31.44 ID:uH3lDSw+o
マミ「それじゃ、私はこれを片づけて美樹さんと佐倉さんを探しに行ってみるわ」
ほむら「一応は整備されていたけど、足元には気をつけなさい」
マミ「ありがとう。じゃあ、またあとでね」
90: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/19(木) 01:13:31.02 ID:uH3lDSw+o
まどか「えへへ、ごめんね。荷物持って速足してたら、ちょっと息あがっちゃって」
ほむら「別に…まどかが大丈夫ならいいんだけど」
まどか「うんっ。全然、なんともないよ」
91: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/19(木) 01:14:01.28 ID:uH3lDSw+o
ほむら「遊びに行くのはいいけど…どこに行くの?」
まどか「えと、川の方に行ってみようかなって。さやかちゃんたちがいいところって言ってたから」
まどか「……それにほら、こんなのも見つけたしね」
92: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/19(木) 01:14:39.97 ID:uH3lDSw+o
ほむら「私は…まどかと一緒なら、どこでも構わないわ」
まどか「……えへ、そっか。じゃあ、川でいい?」
ほむら「えぇ。それじゃ、行きましょう」
93: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/19(木) 01:15:19.96 ID:uH3lDSw+o
今回はここまで
読んで下さってる方、ありがとうございます
次回投下は20日深夜を予定しています
94:名無しNIPPER[sage]
2017/01/19(木) 18:54:46.39 ID:18+mmCmlO
舞ってる
95:名無しNIPPER[sage]
2017/01/19(木) 20:01:20.55 ID:a9qHFgXUo
わたしまつわ
96:名無しNIPPER[sage]
2017/01/19(木) 23:43:08.63 ID:3qGnSC6C0
なんと甘ったるい・・・
嫌いじゃないな!
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