31:名無しNIPPER[sage saga]
2017/01/20(金) 00:54:29.18 ID:b4qt7MSMo
『はい!』ぱんっ
綾乃「きゃっ!!」びくっ
『も〜、お嬢さん完全に自分の世界入ってもうてたで』くすくす
綾乃「あ……あれっ!? やだ! 今のは!?」きょろきょろ
『お嬢さんが自分で思い浮かべたイメージにすぎんよ。夢の中やからだいぶ再現性が高かったみたいやけど』
綾乃「お、お願いっ! 続きを見させて!///」
『ははは、まあそれはまた今度の機会にということで……ところで、どうやった?』
綾乃「えっ……」
『京子さんと抱きしめ合えて……そこから、さらに何かしたくなったんちゃう?』
綾乃「したいと……思ったこと……?」
まだ少しだけ思い浮かべられる、先ほどの目の前まで迫った歳納京子の可愛い顔。
とろけそうな視線。
甘い香り。
薄いくちびる。
綾乃「…………///」ごくっ
『ちゅーしたいとは思わんかった?』
綾乃「お、思ってないわ!!」
『あっはっは、嘘バレバレやん〜! ウチに隠し事はせんでええって……誰にも言わんから、な?』
綾乃「うぅ〜……できたら、嬉しいなって思ったけど……///」
『……どうやら、今のお嬢さんにとってのゴールは “キス” かもしれんなぁ。いつかできるとええけど』
綾乃「……いつか、できたら……嬉しいかもね」
そんなの、嬉しいに決まってる。たぶん、おそらく、きっと……いや絶対に、この世で一番うれしいことだろう。
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