36:名無しNIPPER[sage saga]
2017/01/20(金) 00:59:25.94 ID:b4qt7MSMo
今頃あなたは……ぐっすり眠っているのかしら。
そういえば、船見さんのおうちに泊まってるんだっけ。
夜更かしをしてるだろうから、今日は眠そうな顔で登校してきそうね。
頭の中に、歳納京子の寝顔を思い浮かべた。
綾乃(いつか……)
いつか……私も……
あなたとふたりで……夜を明かしてみたい。
電気を消した部屋で、ふたりで並んで横になって……いっぱい色んなことを喋って。
私のまだ知らないことも、ずっと気になってたことも、一緒に作ったたくさんの思い出も、全部全部喋って……
そうして力尽きるように眠って……朝は私の方が早く起きるの。
隣にあるあなたの寝顔を……ずっとずっと眺めていたい。
そして、起きてほしいようなきもちと、まだ起きないでいてほしいきもちを自分の中で静かに戦わせながら……さらさらと軽いあなたの髪を、指で梳いて。
どこまですれば起きるのかを試すように、髪を梳いて、手を握って、頭を撫でて……
髪に顔をうずめて、耳元で「京子」って名前を呼んで。
あなたの可愛い目が開いたら、優しく「おはよう」って言ってあげたい。
まだ寝足りなそうにしてるあなたに……抱き枕代わりに、強く抱きしめてもらいたい。
そうしてふたりで一緒に……そのまま二度寝をするの。
今日はお休みだから、って。
綾乃(いつか……いつか、ね)
今はまだちょっと、できないかもね。
もしもあなたとふたりっきりになれたら……私、あなたの隣で、大人しく可愛く眠っていられる自信がないもの。
綾乃(……歳納、京子……///)すぅ
……ちょっと今日の私、やばいかも。
あなたのことが、好きすぎちゃって。
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