過去ログ - 北条加蓮「カフェに1人で来た日の話」
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10:名無しNIPPER[saga]
2017/01/20(金) 18:54:36.64 ID:8rfcpivt0
いよいよもって世界から消えてしまいたくなった。そうしたら今度は、もしそうなったら藍子は泣いてしまうんだろうなぁ、と想像してしまうものだから、どこまでも私にとってこの場は「藍子がいる場所」なのだと認識させられてしまう。
いや、もしかしたらここがカフェじゃなくても――

はいはい、分かりました、私。
ちっぽけなプライドなんてもう粉々です。
意地っ張りなんて、どーせ長くは保ちませんよ。

ポケットに突っ込んだスマフォを再度取り出して藍子の連絡先を開く。
ふと試してみたくなって自撮りを1つ。表情が気に入らないので3度ほどやり直してから画像を添付して、メッセージを飛ばす。

今、どこにいるでしょう?

返信まで3分ほど待った。



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