過去ログ - 無尽合体キサラギ
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122:名無しNIPPER[saga]
2017/01/23(月) 22:14:47.28 ID:ksRT/02SO
自分はアミとマミの友達――少なくともアミたちはそう思ってくれている。
しかしアミたちが自分を助けてくれることはあっても、
自分がアミたちの助けになれるようなことはほとんどない。
これで本当に、対等な友達だと言えるのだろうか。

仮にアミたちにこんなことを言えば、きっと笑って、
そんなこと気にしなくていいよと言ってくれるだろう。
いや、もしかすると悲しそうな顔をするかも知れない。
アミとマミはそういう子だ。
付き合いこそ短いものの、自分にもそれはよくわかる。

だからヤヨイは、少し前から自分の心の中にうずまき始めたモヤモヤを、
外に出すことなく内側に抱え込み続ける。

無事に帰ってきますように。
そしていつか自分も、アミとマミの役に立てる日が来ますように。
胸に両手を添え今日もまたヤヨイは祈り、登山道を一人歩き始めた。


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