121:名無しNIPPER[saga]
2017/01/23(月) 22:10:21.81 ID:ksRT/02SO
マミ「ヤヨイっちはこのままなんにもなかったフリして山登り続けてて!
だいじょーぶ! まだ距離はあるし、バレる前にあっという間に倒して来ちゃうから!」
アミ「私たちのこと聞かれたら、テキトーに誤魔化しといてね!」
ヤヨイ「あっ! アミ、マミ……!」
二人の名を呼んだヤヨイの声を置き去りに、
アミとマミはいつも通りの笑顔を残して木々の中へとあっという間に姿を消した。
既に誰もいない空間を見つめるヤヨイの目には、アミとマミの笑顔の残像が残り続ける。
いつもそうだった。
戦いの前には必ず笑顔を残していくのが、あの二人なのだ。
そして戦いの後にも、笑顔で帰ってくるのがあの二人なのだ。
しかしその笑顔、特に帰ってきた時の笑顔を見た時。
明るい太陽の端に僅かに雲がかかったようなその顔を見た時、
ヤヨイはほんの少しだけ、胸の中がざわつくのを感じるのだ。
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