131:名無しNIPPER[saga]
2017/01/24(火) 20:40:57.97 ID:/b4L6aI9o
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地球防衛軍本部。
《黒き月の涙》の落着より設立されたこの組織は、
球体から怪ロボットが出現してからの数ヶ月を経て急速に成長してきていた。
それは組織の規模という意味でもあり、危機に対処する能力という意味でもある。
怪ロボットという未曾有の脅威が資金を集め、
そして繰り返される襲撃が、防衛軍の対応力を着実に上げていった。
しかし彼らは今、限界を感じ始めていた。
確かに当初に比べれば自分たちの兵力も対応力も、
比べ物にならないほど成長している。
が、ここへきて防衛軍は大きな壁にぶち当たった。
それが、人材の不足である。
怪ロボットが出現して以来、当然ながら募集はかけ続け、
確かにそれなりに人員が増えはした。
その増えた人数分が、初期からの対応能力の伸びに繋がっていることも事実だ。
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