132:名無しNIPPER[saga]
2017/01/24(火) 20:41:37.58 ID:/b4L6aI9o
だが、足りない。
特にパイロットの数が圧倒的に不足していた。
人間の数を増やすだけなら来るものは拒まずの姿勢で居ればいい話だが、
危険も責任も伴うのがこの仕事であり、当然そういうわけにもいかない。
パイロットともなれば言わずもがなである。
ゆえにパイロットとしての適性をはかる素養テストは必須なのだが、
そのことがまた人材不足に拍車をかけていた。
危険な仕事であるため、素養テストの対象年齢は社会人以上に限定されている。
しかしその年齢で今更パイロットを希望する者が多くいるはずもなく、
希望した者もそのうちの何割かは素養テストで弾かれてしまう。
そういった現実的な問題があり、防衛軍には大きな変容が求められた。
いつまで続くか分からず、
これから激化することも考えられる怪ロボットの襲撃。
それに対応するための、組織の改革が検討され、
そして――
アズサ「――ニュースで知っているとは思いますが、
パイロットとしての素養テストを、学生も受けられるようになりました。
つまり、みなさんも受けることができます」
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