148:名無しNIPPER[saga]
2017/01/24(火) 21:15:50.16 ID:/b4L6aI9o
職員室を出てすぐに、ヤヨイは質問攻めにあった。
質問の内容はもちろん、アズサの突然の抱擁についてである。
ヤヨイは初めは迷ったが、全て包み隠さずとはいかないまでも、話すことにした。
主に、アズサがアミとマミのことをずっと気にかけていたということについて。
それを聞き、アミとマミはじわりと滲みかけた涙を隠すようにぐいと袖で拭い去り、
アミ「頑張らなきゃ、だね!」
マミ「これからはヤヨイっちも一緒だもん。
私たちきっと、今までよりもずっと頑張れるよ!」
よろしくね、ヤヨイっち! と、二人の声が重なる。
ヤヨイはその声に、満面の笑みで大きな返事を返す。
この時のヤヨイの目にもまた、うっすらと嬉し涙が浮かんでいた。
同時にその瞳には、これから先の未来が思い浮かぶ。
パイロットとして戦闘機を操縦し、キサラギの周りを飛び回る自分。
アミとマミとの連携で怪ロボットを撃退する自分……。
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