273:名無しNIPPER[saga]
2017/01/31(火) 21:11:30.39 ID:YrOpoD8To
しかし、ミキが取り出したいくつ目かのアクセサリーが、
ふいにその会話を止めた。
ミキ「あっ、このシュシュも可愛い! でも意外なの。マミもこんなの付けるんだ?」
ミキが掲げたそれは、ふわふわとした装飾の、どこか幼い印象を放つ髪飾り。
それまでにミキが確認したマミの戦利品とは明らかに雰囲気を異にしている。
とは言え、それをマミが着けること自体はあり得るだろうし、
着ければそれはそれで似合うだろう。
だがミキが不思議に思ったのは、その髪飾りが“二つ”あったということだ。
普段のマミの髪型を考えればミキが違和感を覚えるのも当然のことだった。
マミ「あー、えっと、あはは。まぁ、ね」
そしてマミの様子も明らかに変わった。
どこかバツの悪そうな、ごまかすような反応を返したマミに
きょとんとした表情を向けるミキであったが、
その横からアミが薄く笑って答えた。
アミ「えっとね……それ、ヤヨイっちに似合うと思って買ったんだ。アミとマミで、一個ずつ」
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