過去ログ - 無尽合体キサラギ
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290:名無しNIPPER[saga]
2017/02/01(水) 20:08:14.84 ID:QH3+K0Bio
先に気が付いたのはアミだった。
地鳴りのような、しかし一定のリズムを刻んで徐々に近付くそれは、足音。
アミが音の方へ顔を向け、マミも一瞬遅れて音に気が付き、
アミに倣うようにして同じ方向を見据える。

アミ「怪ロボット……!?」

市街地内の遠方から、両腕を振るって高速で駆けてくる怪ロボットの姿が、
アミたちの目に飛び込んできた。
これにアミたちは眉をひそめ、顔を見合わせる。

もう一体怪ロボットが居るなんて聞いていない。
今新たに出現したのだとしても、
それを知らせる警報が鳴らないなどということは今まで一度だってなかった。
索敵システムが機能していないのか、インカムの故障か、あるいは――

とアミたちが考え始めたのはしかし、一瞬のこと。
二人は即座に思考を切り替えた。
考えても分からないことを考える暇があるよりも、
今まさに迫り来る怪ロボットへの対処を優先させるべきである。


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