308:名無しNIPPER[saga]
2017/02/04(土) 01:36:47.61 ID:4ghH70Iao
イオリ『さあどうするキサラギ!? このまま一方的に嬲られ続けるだけかしら!?』
返事をすることもできず、アミたちはただただ歯を食いしばって、
振り落とされないようにステアにしがみつき続ける。
圧倒的な戦力差に、二人は絶望こそ感じては居ないが
正直なところ勝つ算段が全く思い浮かばなかった。
瞬間移動などという超特殊能力を相手にどう戦えばいいというのだ。
こんな能力ズルすぎる、とまで思った。
しかしアミたちは知る由もない。
この瞬間移動という能力を使いこなすのに
求められる操作技術が生半なものではないということ。
アズサイズの性能がキサラギに劣っていたように見えたのは、
この能力に大半のエネルギーを割かれていたためであるということ。
つまり真に驚異的なのは、
劣った運動性能でキサラギとほぼ互角に肉弾戦を繰り広げ、
瞬間移動をこれほどの高レベルで使いこなすイオリの操縦技術なのだということを。
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