過去ログ - 無尽合体キサラギ
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338:名無しNIPPER[saga]
2017/02/05(日) 20:36:47.29 ID:sKfYX8RPo
もはやこれまでかとヒビキは目を強く瞑り、
胸元に隠した希照石を抱きかかえるように両手を当てた。
しかしその時、ヒビキの目がハッと驚いたように開かれ……
次の瞬間。

タカネ「!? これは……!?」

ヒビキの居る地面が突然大きく盛り上がり、タカネは咄嗟に距離を取る。
盛り上がった地面はヒビキを乗せたまま上昇し、とうとう宙へ浮いた。
流石のタカネも突然の現象に面食らったが、
パラパラと余分な土が落ちていくのを見て気付いた。
それは、地中に埋まった小型の宇宙船であった。
大きさから見て恐らく一人か二人程度の乗船を想定したものであろう。

こんなものを隠し持っていたのか、とタカネは一瞬思ったが、
タカネ以上に困惑したような表情を見せるヒビキを見て、
ヒビキにとってもこれは想定外の事態であることを理解した。


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