421:名無しNIPPER[saga]
2017/02/18(土) 20:25:29.95 ID:kk6jit6So
でも分からない。
どうして自分があの時、あんなことができたのか……。
どうやったのか、全然思い出せない。
それにもしハルシュタインとの戦いで
もう一回あの力を発揮できたとしても……多分、勝てない。
422:名無しNIPPER[saga]
2017/02/18(土) 20:26:57.00 ID:kk6jit6So
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ミキ『――まだまだ! もう一回行くの! せーのっ……』
423:名無しNIPPER[saga]
2017/02/18(土) 20:28:03.06 ID:kk6jit6So
タカネとの面会以降、アミたちは訓練の時間を大幅に増やした。
自分たちはタカネと戦った時、キサラギとリッチェーンの二体がかりでも全く敵わなかった。
無尽合体後も一時は優勢に立ったものの、結局はあちらが一枚上手。
タカネが攻撃の手を止めなければまず間違いなく敗北していた。
424:名無しNIPPER[saga]
2017/02/18(土) 20:29:26.38 ID:kk6jit6So
マミ「ミキミキ、もしかしてこの後もまた一人で……?」
ミキ「うん、練習するよ。まだスピードが足りないから、
もっと早く動けるようにならなきゃいけないの」
425:名無しNIPPER[saga]
2017/02/18(土) 20:30:41.01 ID:kk6jit6So
自分たちとハルシュタインとの実力差はそうやすやすと埋まるものではない。
それに敵はハルシュタインだけではなく、
少なくともヤヨイと、恐らくは更に数人の実力者が居るだろう。
タカネに匹敵するレベルの者も居るかも知れない。
426:名無しNIPPER[saga]
2017/02/18(土) 20:34:02.39 ID:kk6jit6So
茶化すようなミキの態度に、
アミたちは改めて真剣に自分たちの思いを言葉にしようとする。
しかしミキは微笑み、
ミキ「じゃあ今日は、ご飯食べてお風呂に入ったらすぐ寝ちゃうね。
427:名無しNIPPER[saga]
2017/02/18(土) 20:42:54.86 ID:kk6jit6So
ヒビキ「お姫ちん……ああ、タカネか。あははっ!
最初に聞いた時も思ったけど、結構面白いあだ名考えるよね。
自分そのセンス結構好きだぞ!
……ってそれより、なんで最近全然居なかったの?
自分も取り調べとか事情聴取とかであんまり自由な時間なかったけど、
428:名無しNIPPER[saga]
2017/02/18(土) 20:44:50.93 ID:kk6jit6So
目を輝かせてそう言ったヒビキだが、
対してアミとマミが返した顔は意外にも苦笑いだった。
そんな二人の反応に首をかしげるヒビキに、少し困ったようにミキが答えた。
ミキ「ミキだってそうだったらいーなって思ったよ。
429:名無しNIPPER[saga]
2017/02/18(土) 20:46:52.92 ID:kk6jit6So
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「――“オーバーマスター”?」
430:名無しNIPPER[saga]
2017/02/18(土) 20:49:18.86 ID:kk6jit6So
アミ「え……! そ、そんな!」
『だがそれでもまだいい方だと言えよう。
最悪の場合、まともに力を発揮する前に崩壊してしまうかもしれん。
だからアミ、マミ。無尽合体を行う際にはそのことをゆめゆめ忘れぬことだ』
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