550:名無しNIPPER[saga]
2017/03/03(金) 20:47:27.34 ID:XOtx5OrXo
アミ「今攻撃したらあの人たちまで巻き添えになっちゃうよ! ねぇミキミキ!!」
しかしやはりミキは答えない。
どころか回転はますます勢いを増し、光は強度を増していく。
このパワーが攻撃として放たれた時、
ハンマーはキサラギの体を粉砕し、そのまま後方を飛ぶヘリもまとめて破壊してしまうだろう。
この時、アミとマミの脳裏に、ミキの言い放った言葉が蘇った。
『少なくともあと一週間……。基地の地下に隠れて、特訓を続けるの。
そうすればきっと、ミキたちはもっと強くなれる』
『仕方ないの。確かにたくさんの人が傷つくだろうし、
地球もボロボロになっちゃうと思う……。
でもハルシュタインを倒すにはもうこれしかないの』
ミキは、ハルシュタインを倒すためには人類の犠牲も厭わないと言った。
そして今その言葉通りに、罪のない隊員も搭乗するヘリを、
自分たちごと撃墜しようとしている。
ハルシュタイン軍の一員である、ヤヨイを始末するため……。
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