8:名無しNIPPER[saga]
2017/01/20(金) 21:07:47.99 ID:jvzcG60Ao
アズサ「あなたたちはまったく、いつも他人事みたいに……」
お説教されているという自覚がまるでない二人を前に、
三浦アズサは教師ではなく気苦労の大きい母親のように、トホホと涙目になった。
昼休みの騒動から数時間、
放課後にあらためて呼び出されたアミとマミではあったが、
その態度が示すように、騒動を起こしたおおもとの原因については、
まったく反省するつもりはなかった。
騒動を起こしたことによって、昼食時間が短くなっちゃった生徒もいるのかな、とか、
長机を壊しちゃって申し訳なかったな、とか、
購買のおばちゃんやアズサ先生にもまた迷惑かけちゃったね、とか、
そういう類の反省はたくさんあるし、
職員室に入って、まず二人はそれをアズサに謝りもした。
しかし番長をぶっ飛ばしたことに関してだけは、あれは正義の鉄槌だと言って省みない。
どころか今後もそれは続けるとまで言ってのけ、
その頑なな正義感にアズサはため息をつくのだ。
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