9:名無しNIPPER[saga]
2017/01/20(金) 21:09:16.71 ID:jvzcG60Ao
アズサ「他の生徒に迷惑をかける番長くんを注意するのは立派だと思うわ。
でもそのやり方が過激すぎると言ってるの」
マミ「殴られたり蹴っ飛ばされたりした子もいるんだよ!」
アミ「黙って見てることなんて……できないよ」
口を尖らせて、少し拗ねたような顔を見せるアミたち。
そんな彼女たちを見て、あずさはヤレヤレと苦笑する。
賑やかな騒動ばかりを起こす生徒だが、
この学園では二人のことを問題児扱いする人間は誰一人いなかった。
ぶっ飛ばされたあの番長でさえ、陰では「永遠のライバル」と認めているらしい。
騒動を起こしたことについては、教師という立場上アズサも注意せざるを得ない。
しかし騒動の根拠となるアミたちの「正義」には筋が通っているし、
何よりも、生徒たちはもちろん教師たちの間にもファンがいるほどである。
つまり自分たちで名乗ったように、アミとマミは「正義のアイドル」なのだ。
だからアズサは、注意をしながらも、
あからさまにその行動を制限することもできずに苦笑いするしかないのである。
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