過去ログ - ぼくの何気ない一日の話を聞いてよ
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18:名無しNIPPER
2017/02/07(火) 01:11:21.11 ID:9rC7pAyDO
公園から役所とやらはそこまで離れておらず、数分ほど歩くとすぐに着いた。

「到着だね」

「暇なの?」

僕は、彼女にはじめに投げられた言葉をそのまま返す。
……彼女がいないと、数分では済まなかったのかもしれないけれど。

「でも、助かったよ。君はこの町に詳しいのかい?」

「私の庭だね」

「そいつはいいな」

軽口を叩きながら、彼女の後に着いていく。
すいすいと進む彼女に連れられていくと、そこにあったのは文庫本サイズの小さな機械がいくつか置かれた部屋だった。

その中からひとつ、機械を持ち上げて僕は彼女に問う。

「これがワープホール装置なの?」

「もちろん」

彼女がそういうなら、そういうのだろう。

オーロラも近そうだ。胸が高鳴るな。


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