過去ログ - ぼくの何気ない一日の話を聞いてよ
1- 20
22:名無しNIPPER
2017/02/07(火) 01:28:14.17 ID:9rC7pAyDO
「……もういい。なんとなくわかったよ」

僕は彼女が読み上げるワープホール装置の説明書を止めながら僕はいろいろと思考を巡らせる。

目指す場所は、できるだけ、北へ。
以下略



23:名無しNIPPER
2017/02/07(火) 01:38:12.89 ID:9rC7pAyDO
「ふんふんふーん……♪」

鼻歌を奏でながら様々なパネルを操作する彼女の肩を叩きながら、問う。

「どうだ?できそうか?」
以下略



24:名無しNIPPER
2017/02/07(火) 01:43:55.41 ID:9rC7pAyDO
『オーロラって知ってる?』

『なんだい、それ』

『とっても綺麗なんだって』
以下略



25:名無しNIPPER
2017/02/07(火) 01:50:08.86 ID:9rC7pAyDO
いつかの夢から覚めて、目を開いたときに飛び込んできたものは、七色の星空だった。

「ね?上手くいったでしょう?」

隣に座る人……機械の少女は、僕にそう微笑みかけた。
以下略



26:名無しNIPPER
2017/02/07(火) 01:51:45.40 ID:9rC7pAyDO
「僕は……"僕ら"はね。世界の歪みってやつなんだ」

「歪み?」

唐突に口を開いた僕の話に茶々を入れることなく機械の少女は、問い返す。
以下略



27:名無しNIPPER
2017/02/07(火) 01:52:11.51 ID:9rC7pAyDO
まただ……。ごめんよ……。すぐ終わるからね……。


28:名無しNIPPER
2017/02/07(火) 01:58:12.54 ID:9rC7pAyDO
「僕は……"僕ら"はね。世界の歪みってやつなんだ」

「歪み?」

唐突に口を開いた僕の話に茶々を入れることなく機械の少女は、問い返す。
以下略



29:名無しNIPPER
2017/02/07(火) 02:04:50.62 ID:9rC7pAyDO
「僕らも世界の歪みだったわけだけど、なんでだろうな、僕には歪んでいたあの世界が。数千年閉じ籠ったあのシェルターは、この世界のどこよりも綺麗に見えないんだ」

「ばかですね」

僕の等身大の泣き言を、彼女はばっさりと切り捨てる。
以下略



30:名無しNIPPER
2017/02/07(火) 02:22:14.63 ID:9rC7pAyDO
[彼女]永らく切ったままだったスマートフ[断片的]電源を入れると、随分と震え続けていた。

きっと、全人[宇宙]抗議ってやつだろう。

震えるスマー[サトウさん]横に置いて、僕はしっかりと、七[変な音]空を目に焼きつけ、そっと[手遅れ]じる。
以下略



31:名無しNIPPER
2017/02/07(火) 02:25:48.31 ID:9rC7pAyDO
あ[花]、ほら、見なよ。やっぱり。

言の葉の雨が振る。

僕だって、[ベッド]て、0と1の上の人間で[裏切り者]んだ。
以下略



32:名無しNIPPER
2017/02/07(火) 02:27:09.93 ID:9rC7pAyDO
>>31
言の葉の雨が降る。でした。


読んでくださった方、ありがとうございました。
以下略



33Res/21.14 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice