27: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2017/01/25(水) 03:04:29.92 ID:2QzEDCRD0
ことり「・・・・夜の海って、海未ちゃんみたい」
海未「えっ? 私ですか?」
ことり「うん。静かで、優しくて、落ち着いてて・・・。うふ、だいすき♪」
海未「そ、そうですか・・・///」
ことり「そうです♪」
ピカッ
ことり「あ。あれは・・・?」
海未「んん? ずっと向こうで何か光っていますね」
ことり「星かな?」
海未「うーん・・・。あんな低い位置にあれだけ明るい星・・・。カノープス? ・・・それにしては金星より明るいような・・・」
ことり「海未ちゃん、星に詳しいの?」
海未「いえ、あまり。ただ、以前希に少し教えて頂いたので」
ことり「そうなんだ。星のことまで詳しいなんて、希ちゃんは不思議な人だよね」
海未「はい。希の知識というか、人間性は底が知れません。だからといって、それは不気味さを感じさせるものではなく、包み込んでくれるような優しさというか・・・」
ことり「うんうん。お母さんみたいな人だよね」
海未「お母さん・・・ですか・・・」
ことり「違う?」
海未「いえ・・・そのような気もしなくはないのですが。ただ、しょっちゅう凛と結託して私をからかってくる面もあるので・・・・」
ことり「クスクス。お茶目な一面もあって、面白いよね♪」
海未「ま、まあ、そうとも言えなくもないですね」
ことり「あはは。あっ・・・あれ? あの星、少し明滅してない・・・?」
海未「おや、そうですね。あっ、もしかして、あれって星じゃなくて船じゃないでしょか」
ことり「ああ、船かあ。イカ釣り漁船みたいな?」
海未「ええ、きっとそうです」
ことり「本当の星は見えるかな?」クル
ことり「わっ・・・」
海未「そういえばこんな海上では街明かりはありませんし、良く見えるはずですよ」クル
海未「あっ・・・・」
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