過去ログ - ルーク「ロニール雪山で魔弾のリグレットと遭難した」
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92:名無しNIPPER[saga]
2017/02/06(月) 21:34:30.62 ID:P6GSHmdyo
リグレット「それならば貴様のほうが妙だ。なぜ私を庇ったりした」

ルーク「前に言ったとおりだよ、俺にはそれしかない」

リグレット「妙な奴め」
以下略



93:名無しNIPPER[saga]
2017/02/06(月) 21:34:57.94 ID:P6GSHmdyo

吹雪いていた風がより一層強くなったのだ
もう戻るべきタイミングなのは確かだった

リグレット「もう戻れレプリカ……何を言っても、もう手遅れだ……」
以下略



94:名無しNIPPER[saga]
2017/02/06(月) 21:35:34.78 ID:P6GSHmdyo
状況が変わったのはそれからすぐだった

公園の片隅に出来ていた雪の小山が崩れたのだ
あまりの吹雪で自然と出来ていたのかとルークは思ったが、それはすぐに違うと解った

以下略



95:名無しNIPPER[saga]
2017/02/06(月) 21:36:24.95 ID:P6GSHmdyo
リグレット「どけ、レプリカ」

後ろを振り返ると、行ったはずのリグレットが戻ってきていた
やれやれといった表情だった

以下略



96:名無しNIPPER[saga]
2017/02/06(月) 21:37:06.12 ID:P6GSHmdyo
その後、彼女を家まで送り事なきを得たのであった
女性は家族に喜ばれると同時に、ひどく怒られていたが
挨拶もほどほどに、二人はその家を後にする

ルーク「リグレット、ありがとう」
以下略



97:名無しNIPPER[saga]
2017/02/06(月) 21:37:33.41 ID:P6GSHmdyo
ルーク「またな、リグレット!」

リグレット「……」

リグレットは本当に吹雪の中に消えてしまった
以下略



98:名無しNIPPER[saga]
2017/02/06(月) 21:38:00.52 ID:P6GSHmdyo
雪だらけでホテルに戻ったときにはすでに約束とは1時間は遅い時刻だった
静まり返ったホテルのロビーにはジェイドが一人立っていた

ジェイド「いけませんねえ、門限を守れないとは」

以下略



99:名無しNIPPER[saga]
2017/02/06(月) 21:38:54.39 ID:P6GSHmdyo
ジェイド「なるほど、あなたがロニール雪山で遭難したのに助かった理由がわかりました」

ルーク「……うん、言い出しにくくて」

ジェイド「本当にあなたは悪い子ですね、そういう行動は困るんですよ」
以下略



100:名無しNIPPER[saga]
2017/02/06(月) 21:39:50.43 ID:P6GSHmdyo
ジェイド「それに貴方の行動を全て無下にするのも……いささか勿体無い所もある」

ルーク「ジェイド……」

ジェイド「もし、リグレットを説得できる自信があるなら、あくまで貴方個人でやりなさい。それが約束できますか?」
以下略



101:名無しNIPPER[saga]
2017/02/06(月) 21:40:19.45 ID:P6GSHmdyo
ぱちぱちと踊る火を見つめていると、心は自然と落ち着いた
宿に戻り、一人用の部屋で暖炉を見つめながら温かいコーヒーを飲む

こんな日になかなか戻らない自分を宿の女亭主はひどく心配していたようだ
自分が雪だらけで戻った時、平気だとは言ったものの、すぐに自分のためにずっと温めておいたという風呂に入らされた
以下略



102:名無しNIPPER[saga]
2017/02/06(月) 21:42:05.71 ID:P6GSHmdyo
今日は終わりです
一応最終決戦までやりたいので、本編の話はすっ飛んでいく感じになります(´・ω・`)


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