過去ログ - 世にも奇妙な346プロ
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153:名無しNIPPER[sage]
2017/02/10(金) 20:34:38.39 ID:6/s71S6h0
折り紙ケースというアイテムの登場に本物のロリコンを感じる
ウミガメだったら正解できなかったかもしれん




154:名無しNIPPER[saga]
2017/02/10(金) 21:58:58.59 ID:Ngv5DDoA0
小梅「スクエアって都市伝説……知ってる?」

小梅「『山小屋の1夜』とか、名前もいろいろあるんだけど」

小梅「4人が真っ暗な部屋の隅に立って、1人目が壁沿いに進んだ先にいる人の肩を叩く」
以下略



155:名無しNIPPER[saga]
2017/02/10(金) 22:02:06.05 ID:Ngv5DDoA0
いま、みんなで乃々ちゃんのお部屋に集まってお喋りしてるんだ。
幸子ちゃん、美玲ちゃん、輝子ちゃん、乃々ちゃん。そして私。
いつも賑やかで、楽しくて。こんな時間がずっと続けばいいな。
そう、ずっと……だけど。

以下略



156:名無しNIPPER[saga]
2017/02/10(金) 22:03:17.34 ID:Ngv5DDoA0
ひ、ひとまず外に出よう……あれ?

私は廊下に続くドアを開けようとしたけど、ノブが下がるだけでビクともしない。
押しても。引いても。叩いても。体当たりしてみても。
鍵がかかってるのかと思ったけど、ドアには鍵自体が付いていなかった。
以下略



157:名無しNIPPER[saga]
2017/02/10(金) 22:04:45.30 ID:Ngv5DDoA0
みんなで話していくうちにわかったことは、
今日はこの5人で集まる予定だったが、いつ決めたかなどは覚えていないこと。
ここに来るまでの記憶が曖昧なこと。
携帯がなくなっていること。
この3つが全員共通のことだった。
以下略



158:名無しNIPPER[saga]
2017/02/10(金) 22:06:29.20 ID:Ngv5DDoA0
スクエア。
4人が真っ暗な部屋の隅に立ち、1人目が壁沿いに進み先にいる人の肩を叩く。
叩かれた人はまた壁沿いに進み……という具合に部屋をグルグル回る。

「待ってください、順番に回ったら4人目の先には誰もいないじゃないですか」
以下略



159:名無しNIPPER[saga]
2017/02/10(金) 22:07:32.80 ID:Ngv5DDoA0
「……なぁ、今日はウチら5人で集まる予定だったよな」

「美玲さん、何を言ってるんですか? さっき確認までしたじゃないですか」

「じゃあなんでマグカップが4つしか出てないんだ?」
以下略



160:名無しNIPPER[saga]
2017/02/10(金) 22:14:34.31 ID:Ngv5DDoA0
スクエアで出てくる5人目は、幽霊とか悪魔だって聞いたことがある。
でも、ここにいるみんなはずっと知ってる事務所のみんな。
知ってるはずの……記憶が間違いじゃなければ。


以下略



161:名無しNIPPER[saga]
2017/02/10(金) 22:16:03.77 ID:Ngv5DDoA0
とにかく何でもやってみようと、お互いに質問したり、念仏を唱えてみたり……。
だけど、状況はなにも変わらない。


「なぁ小梅。スクエアって、どっち回りでやるんだ?」
以下略



162:名無しNIPPER[saga]
2017/02/10(金) 22:18:00.94 ID:Ngv5DDoA0
部屋の電気を消すと、近くにいる人影が何とかわかるくらいだった。
そこからみんなが4隅に立って……私は、1人目の美玲ちゃんと一緒の隅にいる。


美玲ちゃんの形をした黒い塊はゆっくりと進んで、すぐに暗闇に溶けて見えなくなった。
以下略



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