過去ログ - 緒方智絵里「私の特別な、あの人だけの贈り物」
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名無しNIPPER
[saga]
2017/02/15(水) 19:53:30.74 ID:VQN645RQ0
「悪いけど……風呂場を貸してくれないか? できればシャワーを浴びてから、帰りたいんだが……」
「あっ、それだったら……今からお風呂沸かしますよ? 私も入りたいですし……」
以下略
93
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/02/16(木) 01:03:24.47 ID:2Di0bDvW0
「それじゃあ、智絵里。今日は色々と、ありがとうな」
玄関で自分の靴を履き終えたPは振り返ると、その先で佇む智絵里にそう言った。
以下略
94
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/02/16(木) 01:03:56.84 ID:2Di0bDvW0
「それに、あれだな。下着の替えも用意してくれて、本当に助かったよ」
「そ、そんな事、ありませんよ。これも……プロデューサーさんの為、ですから」
以下略
95
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/02/16(木) 01:04:24.62 ID:2Di0bDvW0
「はい。お休みなさい、プロデューサーさん」
そう言って別れの挨拶を交わした後、Pは玄関の扉に手を掛けて、開いて出て行こうとする。
以下略
96
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/02/16(木) 01:04:52.01 ID:2Di0bDvW0
「いや、それは流石に悪過ぎる。それにこれ以上、甘えるのも良くないしな」
「で、でも……大丈夫、ですか……?」
以下略
97
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/02/16(木) 01:05:19.08 ID:2Di0bDvW0
「これで何とか、寒さには耐えれるな」
毛糸のマフラーなだけあって、ふんわりと首周りを包む、暖かさがそこにあった。
以下略
98
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/02/16(木) 01:06:05.82 ID:2Di0bDvW0
Pがこのマフラーを貰ったのは今日の朝方。それも智絵里に会った後での事である。
そしてPがこれを智絵里の前で取り出したのは、これが初めてなのにも係わらず、智絵里はその製作者をピタリと当てたのだ。
以下略
99
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/02/16(木) 01:06:34.19 ID:2Di0bDvW0
控えめではあるが自信気に胸を張り、智絵里はそう言って退けた。
Pはそんな微笑ましい光景を見て、不意にではあるが、薄くフッと笑った。
以下略
100
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/02/16(木) 01:07:01.98 ID:2Di0bDvW0
「その……ホワイトデーのお返し……楽しみに、してます、ね?」
以下略
101
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/02/16(木) 01:07:29.23 ID:2Di0bDvW0
「……あぁ、分かった。智絵里が貰って喜びそうな物……何か、考えておくな」
Pはそう言った後、今度こそ玄関から出て行き、智絵里の家から去っていく。
以下略
102
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/02/16(木) 01:10:15.67 ID:2Di0bDvW0
とりあえず、これで終わりです
本当はバレンタインデー当日で終わらせたかったですが、結果はこの様
あまりにも不甲斐無さ過ぎて、穴を掘って埋まりたい気分です
以下略
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